ACNとは?

ACNとは?

「What'ts"ACN"? for ENGLISH」 Please click here.

特定非営利活動法人アクアカルチャーネットワーク(ACN)について

特定非営利活動法人設立認証書 PDF Download

1.沿 革
ACNは、国内外の水産増養殖に関する企業・団体・個人や研究機関を顧客とするメーカーや商社によって構成される特定非営利活動法人(NPO)です。当初は、1990年10月に、最新技術の勉強及び情報交換を目的とする任意団体として発足しました。そして、2003年3月に、地域社会の漁業振興に寄与する事を目的として、福岡県から認可を受け、以後、情報の発信やフォーラムの開催など、様々な活動を行っています。

法人名称 特定非営利活動法人アクアカルチャーネットワーク
英文 ACN と称する。
主たる事務所 福岡県筑後市久富1343番地
クロレラ工業株式会社 内
従たる事務所 福岡市博多区住吉2丁目11番11号 PTCビル
太平洋貿易株式会社 内
正会員(20社) 岩波啓明 金子産業株式会社
  神畑養魚株式会社 九州・水生生物研究所
  クロレラ工業株式会社 コフロック株式会社
  株式会社三共物商 株式会社SEIEI
  太平洋貿易株式会社 株式会社田中三次郎商店
  東亜薬品工業株式会社 日清丸紅飼料株式会社
  日本農産工業株式会社 林兼産業株式会社
  株式会社ヒガシマル フィード・ワン株式会社
  有限会社松阪製作所 室越 章(長崎大学)
  ヤンマーホールディングス株式会社 株式会社ユーエスシー
賛助会員(3社) ウインテック株式会社、株式会社サン・ダイコー、日本エア・リキード合同会社
(会員名五十音順 )
準会員(約200社)
正会員会費 団体 30,000円/年   個人 3,000円/年
賛助会員会費 団体 30,000円/年   個人 3,000円/年
理事長 田嶋 猛(太平洋貿易株式会社 会長)
副理事長 稲田 善和(九州・水生生物研究所 所長、農学博士)
室越 章(長崎大学海洋未来イノベーションセンター機構
                   環東シナ海資源環境研究センター コーディネーター)
顧 問 萩原 篤志(長崎大学名誉教授・元水産学部長)
名誉顧問 多部田 修(長崎大学名誉教授・元水産学部長)

2.目 的
この法人はつくり育てる漁業及び漁業資源の保護活動を啓発、支援するために、講習会や技術研修会等の教育啓蒙事業及び放流支援活動を行い、もって地域社会の漁業振興に寄与する事を目的とする。 (ACN定款 第1章 総則 第3条より)


3.主な活動
年4回の定例会、ACNフォーラム、ACN懇話会(2016年まで)の開催、年2回(1月、9月)の会報誌ACNレポート発行。

-1.ACNフォーラム

第6回以降の講演会 会場・演者・演題
第6回 1995年  
会場 ホテルシーホーク&リゾート  
  (株)水圏環境コンサルタント 佐野 氏 『水処理における微生物制御技術』
  広島大学 生物生産学部 室賀 教授 『海産魚の仔稚魚時におけるウイルス病』
第7回 1997年  
会場 ホテルシーホーク&リゾート  
  長崎大学 水産学部 橘 教授 『魚類の免疫学とβ−カロチン』
  近畿大学 農学部 熊井 教授 『数種海産魚の養殖技術情報』
  *種苗生産機器展示会同時開催
第8回 1999年  
会場 ホテルシーホーク&リゾート  
  阪大微生物研究所 真鍋 課長 『イリドウイルスとワクチン』
  下関市立大学 濱田 教授 『魚類養殖と流通』
  日本栽培漁業協会 本間 顧問 『種苗生産技術の歩み』
  *種苗生産機器展示会同時開催
第9回 2001年  
会場 ホテルシーホーク&リゾート  
  日清飼料(株) 水産研究所 高橋 主任研究員 『種苗生産技術の歩み』
  海洋科学技術センター 中島 研究副主幹 『深層水の利用』
  北海道大学 水産学部 吉水 教授 『魚の病気とその対策』
  *福岡県水産海洋技術センター視察 & 種苗生産機器展示会同時開催
第10回 2003年8月28日  
会場 ホテルシーホーク&リゾート  
  韓国済州道海洋水産資源研究所 高 京民水産研究士 『韓国養殖魚の現況』
  東京水産大学 崎浦 客員教授 『水産養殖魚とマーケティング』
  *マリンワールド海の中道 視察 & 種苗生産機器展示会同時開催
第11回 2005年8月25日  
会場 ホテルニューオータニ博多  
  近畿大学水産学部 村田 教授 『種苗生産の現状と将来について』
  全国海水養魚協会 岩切 顧問 『海産増養殖の現状と将来について』
  グリーンコープ連合 河野 企画本部長 『養殖魚等の流通と消費について』
  *種苗生産機器展示会同時開催
第12回 2007年8月23日  
会場 ホテルニューオータニ博多  
  農学博士 小松 正之 氏 『世界からみた日本の水産業について』
  水産総合研究センター 桑田 博 研究開発コーディネーター 『水研センターの研究の現状と今後の取り組みについて』
  総合討論(講師を含むパネラーと出席者のディスカッション)
*ポスターセッション(水産関連企業との意見交換会)
第13回 2009年8月20日  
会場 アークホテル 博多ロイヤル  
  (株)マルハニチロ水産 草野 孝 増養殖事業部長 『国内クロマグロの養殖事情 -養殖事業展開の歴史、現状-』
  (独)水産大学校 高橋 幸則 教授 『ヒラメの病害防除法-最近の研究から-』
  (独)水産総合研究センター 小磯 雅彦 主任技術開発員 『ワムシの細菌について』
  日本エア・リキード(株) 小山 聡 サービスソリューショングループ長 『陸上養殖場の遠隔監視 −溶存酸素、水温など−』
第14回 2011年8月25日  
会場 アークホテル 博多ロイヤル  
  長崎大学大学院 山本 尚俊 准教授
『転機に立つマグロ養殖業
 ―その歴史的展開と今後の展望―』
  東京大学大学院 横山 博 助教
『クドア属粘液胞子虫について』
  長崎大学大学院 萩原 篤志 教授
『海洋サイバネティクスと長崎県の水産再生』
  *ポスターセッション
第15回 2013年8月20日(火)  
会場 アークホテル ロイヤル福岡天神 講演
 

水産庁増殖推進部研究指導課

情報技術企画官 上田 勝彦 様

「日本の水産業の展望−魚食普及−」
 

(独)水産大学校

助教(農林水産省魚類防疫担当者)
安本 信哉 様

「海産魚の疾病対策」
第16回 2015年8月25日(火) 会場:アークホテル ロイヤル福岡天神
  講師 講 演
 

イオン九州株式会社

産地開発部長 立石 弘司 様

「水産物の販売動向と今後」
 

愛媛大学 南予水産研究センター
水族繁殖生理学研究室

教授 三浦 猛 様

「養殖飼料を魚の生理状態から考える」
 

上野製薬株式会社

水産動物薬販売係 安尾 友彦 様

「養殖マダイの放養尾数と価格」
第28回 2017年10月18日(水) 会場:アークホテル ロイヤル福岡天神
  (これまで、開催してきた16回のACNフォーラムと11回のACN懇話会の名称をフォーラムに統一して、今年度は第28回ACNフォーラムとします)
  講師 講演内容
 

長崎大学水産学部

海洋資源動態科学講座 
教授 阪倉 良孝 様

「種苗生産水槽の流れを考える」
 

宮崎大学農学部

海洋生物環境学科
准教授 長野 直樹 様

「マサバの完全養殖技術開発とブランド化」
第29回 2018年10月16日(火) 会場:ホテルマイステイズ鹿児島天文館
  講師 講演内容
 

日本水産(株)中央研究所
大分海洋研究センター

主任研究員 原 隆 様

「ブリ養殖生産と販売・輸出等を取り巻く環境について」
 

鹿児島大学水産学部

教授 小谷 知也 様

「魚類仔魚は本当はどの餌がお好き?」
 

北里大学海洋生命科学部

教授 高橋 明義 様

「緑色LED光によるカレイ・ヒラメの成長促進」
第30回 2019年10月29日(火) 会場:アークホテル ロイヤル福岡天神
  講師 講演内容
 

(国研)水産研究・教育機構 増養殖研究所

魚病研究センター

主任研究院 坂井 貴光 様

「ブリ、マダイ、ヒラメなどの養殖に見られる主要な感染症」
 

鹿児島大学水産学部

水産資源科学分野

助教 横山 佐一郎 様

「ノルウェーのサーモン養殖場視察レポート - 製品コンセプトを支える技術 - 」
 

太平洋貿易株式会社

取締役第二営業部 部長 安藤 洋次 様

「世界のサーモン養殖・加工について - 機械化の進んだチリを例に - 」
2020年はコロナ禍で中止
第31回 2021年10月28日(木) 会場:福岡県千代合同庁舎 8Fセミナールーム
  講師 講演内容
 

マルハニチロ株式会社 

増養殖事業部 副部長 渡辺 勤 様

「養殖業と抱える問題について」
 

九州大学大学院農学研究院 附属   

アクアバイオリソース創出センター (ABRIC)

唐津サテライト 助教 大賀 浩史 様

「ゲノム編集技術を用いた養殖魚の育種」
第32回 2022年10月27日(木) 会場:アークホテル ロイヤル福岡天神
  講師 講演内容
 

(国研)水産研究・教育機構 水産技術研究所

南伊豆庁舎 シラスウナギ生産部

部長 風藤 行紀 様

「ニホンウナギ人工種苗の商業化に向けた試み」
 

株式会社FRDジャパン

取締役COO 十河 哲朗 様

「FRDジャパンの陸上養殖事業の現状と展望」
第33回 2023年10月26日(木)開催予定 会場:アークホテル ロイヤル福岡天神
  講師 講演内容
 

(国研)水産研究・教育機構 水産大学校

生物生産学科 資源増殖学講座 

准教授 安本 信哉 様

「海産魚類における魚病発生状況と対策」
〜近年のレンサ球菌症について〜
 

長崎大学海洋未来イノベーション機構

教授/機構長 征矢野 清 様

「総合海洋産業として養殖を考える」


-2.ACN懇話会

高松市 1996年 上野製薬 研究部 柏木 氏
「魚病とその対策&病原性大腸菌O-157について」
*香川県栽培漁業センター 視察
宮崎市 1998年 湊文社 池田 編集長
「海外の種苗生産の現状と魚の流通」
*松本水産(株) 佐土原養殖場 視察
長崎市 2000年 長崎大学 萩原 教授
「ワムシ耐久卵利用の可能性」
*長崎県総合水産試験場 視察
広島市 2002年

広島県水産試験場 飯田 主任研究員
「種苗生産時期におけるヒラメの病害問題について」
長崎大学 多部田 名誉教授
「中国におけるフグ類の養殖について」

大分市 2004年 水産総合研究センター 有元 調整官
「最近の種苗生産状況とウイルス病の防除対策」
湊文社  池田 編集長
「写真で見る世界の種苗生産・養殖事情」
*うみたまご(マリーン・パレス)バックヤード 視察
水産庁水研C.上浦栽培漁業センター 視察
熊本市 2006年8月24日 富洋通商(株) 磯 由男 社長
「中国の海水養殖について」
八幡浜漁業協同組合 魚病研究室  水野 芳嗣 室長
「海産魚における最近の魚病動向と対策について」
*きんぎょの館 視察
鹿児島市 2008年8月21日 (独)水産総合研究センター 志布志栽培漁業センター 照屋 和久 場長
「水産総合研究センターでのハタ類種苗生産技術の現状について」
鹿児島大学 水産学部教授 山本 淳 教授
「マス類とブリ類養殖における疾病問題と対策 山梨と鹿児島の対比」
*鹿児島県水産技術開発センター 視察
松山市 2010年8月24日 愛媛県農林水産研究所 水産研究センター 養殖推進室
山下 浩史 主任研究員
「VNNに強いオス親を探す」

愛媛大学 農学部分室海域社会研究室 水産学博士
竹ノ内 徳人 准教授
「魚類養殖業経営の課題と今後の展望」

水産総合研究センター 養殖研究所 生産技術部 繁殖研究グループ
田中 秀樹 グループ長
「ウナギの完全養殖への道」
唐津市 2012年8月23日 (株)山崎技研 中澤 祥子 研究員
「(株)山崎技研におけるマダイ種苗生産施設と取り組みの紹介」

東京大学大学院 付属水産実験所 助教 菊池 潔
「トラフグ稚魚の雌雄判別法と雄の作出法について」

韓国国立水産科学院 西海研究所 研究官 Han,Hyon-Sob
「韓国水産養殖の現状と展望について」
下関市 2014年8月26日 東京海洋大学大学院 海洋科学技術研究科 廣野 育生 教授
「水産用ワクチンの現状と今後の展望」

水産大学校 水産流通経営学科 三木 奈都子 教授
「養殖魚の流通と消費 -トラフグを中心として-」

鹿児島大学水産学部 養殖学分野  横山 佐一郎 助教
「クロマグロ種苗における新規配合飼料の有効性」

*下関市立しものせき水族館「海響館」 バックヤード視察
佐世保市 2016年10月5日 国立研究開発法人 水産研究・教育機構 瀬戸内海区水産研究所
屋島庁舎 資源生産部   山本 義久 養殖生産グループ長
「閉鎖循環飼育システムを用いた種苗生産と養殖の現状」
  
国立研究開発法人 水産研究・教育機構 増養殖研究所
魚病研究センター上浦庁舎   西岡 豊弘 感染制御グループ長
「ヒラメ種苗期の疾病と対策」

西海国立公園九十九島水族館   川久保 晶博 館長
「九十九島の自然と海きららの取組み」

*西海国立公園九十九島水族館「海きらら」バックヤード視察